教え子からのメッセージ


今朝方と昨日、教員時代の教え子2人からfacebookを通じて、
「お久しぶりです」メッセージが来ました。
ひとりは、今から15、6年以上前に会ったのが最後。
もうひとりは学校を去ってから会ってませんから、24、5年になりましょうか。

いや、便利な時代になったものですが、あの時私はまだ20代。
メールをくれた教え子も、名前が変わってお子さんがいたりと幸せそうです。
いや~、良かったねい。

あの時の教え子は、すでに30代後半・・・
そろそろ人生、波風を受ける時代に突入するはずですが、
みなさん、元気にやっているでしょうか?
私が教師をやっていた年を、みなさん、とうの昔に追い抜いてしまったわけですが、
何人かは、連絡ある生徒もいて、それぞれ各々の人生を歩んでいるようです。

あの時、まだ私は20代でこわいものしらずでした。
2年で教師を辞め(臨時採用だった)、インドを放浪し(中田のこと言えません)、
帰ってきたらバブル全盛がやってくる直前で、あっさりデザイン会社に再就職。
29歳頃の話でした。

土星が太陽のまわりを公転するのに29年かかるそうですが、
私のまわりを見ても、人生の転機が来るのは29歳という人がけっこう多い。
(ブッダも29歳で出家しています)。

教員時代は根拠のない自信に満ちあふれていて、つまらない大口をたたいていてましたが、
やがてバブルがはじけ、時代とともに私自身も下降線をたどる時代に突入。
横浜は綱島のアパートで、つげ義春のマンガにあるような、悶々とした13年の歳月を過ごしました。

結婚を機にそこを脱出し、
今住んでいる、赤坂のマンションに越してきたのが丁度10年ほど前。
しかしながら、まだ大したことを成しえてません。
でも、これで終わるつもりはありません。
(暮らしていくだけでけっこう大変なんで、大口叩いちゃいけないんですが)。

本当だったら、そろそろ自分を社会に還元していかないといけない年なんですが、
できれば自分の仕事を高め、かつ社会に還元できる、
嘉納治五郎先生の言う「精力善用自他共栄」の精神を実践できればいいな。

教え子のメッセージで、ちょっとそんなことを考えました。
友達リクエスト、ありがとう。
なんだか、とっても嬉しかったです。

写真は高尾山ビアマウントから眺める八王子の山々です。

明日より3日間、松江出張ですのでブログはお休みいたします。
どんどん松江店に飾られている私の壁画も見てきます。
楽しみですが、ドキドキします。

教え子からのメッセージ” への8件のコメント

  1. オオ~
    マスオさん、おはようございます!

    >土星が太陽のまわりを公転するのに29年かかるそうですが、
    >私のまわりを見ても、人生の転機が来るのは29歳という人がけっこう多い。
    >(ブッダも29歳で出家しています)。

    初めて知りました。
    自分のことを思い返したら
    私が働き始めたのがちょうど29歳のときでしたよ・・・。
    それまでは何の因果でトルコ料理の世界に…と思いましたが
    やはり運命だったのかしら^^;
    私は太陽(レベント)の周りを回る土星なのかもしれません^^;

  2. 他力本願
    トラン綾子さん、こんにちは!

    そうそう。
    言われると思い当たる人、多いのですよ。
    たぶん、占星術から来てると思いますが、人間の体も宇宙を構成する元素で出来ていますから、天体の動きに無関係でもないと思います。

    ただ、これって血液型で性格判断するのを、科学的に証明できないと一緒だと思います。

    あくまで参考意見ですが、綾子さんの場合は運命だったと思う方が自然かと思います。
    最近、私の座右の銘は「他力本願」ですね。

    努力しないという意味じゃなく、非力な自分はやることやったら阿弥陀さま(ほかの神様でも良い)におすがりするしかないってことです。
    いや~、自分ができることなんて、大したことないです。

    >私は太陽(レベント)の周りを回る土星なのかもしれません^^;

    kissportさんの言うように逆だと思いますが、如何蟹?

  3. 大拍手
    >kissportさんの言うように逆だと思いますが、如何蟹?

    ソーダー、ソーダー、炭酸水、ごもっともです。
    天動説に賛成です!

    あれっ、熱くって思考回路がショートしました。

  4. Unknown
    画伯こんにちは!
    私のごく身近な親戚に(52歳)インドを放浪した人がいます。美術教師をめざしていた大学在学中、突然インドを放浪し、あちらで病気をして痩せこけて帰国したようです。
    ところで、つげ義春の漫画にあるような悶々とした歳月… 。
    我が長男、その時の画伯と同じように悶々としていると思われます。
    色々思うようにならないようですが、画伯が自分の道を自分で決めてこられたように、我が子が自分の選択した人生を歩めることが何より幸せだとまず思ってくれてたらいいです。

    画伯は既にご自分を社会に還元してらっしゃると思いますが、ますますのご活躍応援しています。
    猛暑は、もうしょうがないですが、首の後ろからの汗と熱中症にお気をつけてください…

  5. 太陽
    お頭さん、おはようございます!

    そうそう。
    だいたい、古今東西、男が太陽だなんて話は聞いたことありません。

    猿でも放浪癖があるのはオスだそうで、男は常に女性という太陽をまわるもの。

    綾子さん、如何蟹?

  6. もんもん
    いっちゃん、おはようございます!

    ご長男、悶々とされてるのですか。
    いや、何やってるか知りませんが、お気持ちはよくわかります。

    好きなことを仕事にするというのは、幸せな反面、辛いことも多く、よほど好きでないと続けられません。
    いや、好きでも飯が食えないと続けられないので、そこがまたつらいところでもあります。

    ただ、若い頃はつげ義春のマンガを読んで、ああなったらイヤだなと思い暗然たる思いがしましたが、いざ体験すると、どうってことありません(てなワケないか)。

    夜はいつか明ける者。
    まあ、長い目で見てやっておくんなまし。

    では、松江に行って、首の後ろからタップリ汗を流してきます。

  7. Unknown
    私は
    5歳だった教え子が
    30歳を過ぎました
    彼らが大学生の頃
    クラス会が開催された時
    何人かと再会しました

    mixiが始まってからは
    新たに何人かにみつけられたなぁ~
    facebookも
    始めてみるか…

  8. つながり
    かよままさん、おはようございます!

    幼稚園の先生をされていたのですか。
    そういえば、そんな話を聞いたような。

    ネットの時代になって、色々な人と再開できる機会が増えましたね。
    私はfacebookはよくわからないので、
    メッセージが来たら返信する程度なのですが、
    それでも登録しておくと、それなりに面白いことがありますね。

    かよままさんと再開したのは、まだネットの普及してなかった時代。
    つながりが切れずにいるのは良いことだと思います、

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