就活とムダ飯


先日、セブン区議のお手伝いをしている学生さんに話を聞いたら、
2年3年生のうちから就活に忙しいとやらで、ちょっとびっくりした次第です。

自慢になりませんが、実は私は就職活動というものを、生まれてからしたことがありません。
(それで今ツケがまわってる?)
社会に出た最初の年は、たまたま大学から”厚木市で臨時採用職員の口があるぞ”と連絡があり、
それならということで2年間勤めました(契約は1年更新)。

辞めたあとはインドに行き(けっこうステレオタイプだな)、
帰ってきたら日本はバブル直前で景気が良く、
父の教え子(と言っても4つしか違わない)が社長をしていた
デザインメーカーにあっさり就職。
8年近く勤めたあとに独立したという寸法です。

考えてみると、運良くたまたまクチがあっただけで、今の時代ではあり得ませんね。
そのデザインメーカーは、今では同僚だった友だちが経営してますが、
2年前だかに人を募集したら、ワク1人に500人集まったそうです(ネット含む)。

そんな厳しい時代だから、仕方ないかもしれないけど、
大学4年のうちの半分を就活が占めるというのも本末転倒に思えました。
大学というのは社会に出る準備をする場所でもあるので、
当然、就職活動というのは大事なことではありますが、
それで学生の本分である勉強ができないというのも、何だかね~。

ただ社会・・・特に企業が求めてるものはアウトプットの能力であって、
会社に社員の能力を(勉強をさせて)高める義務はありません。
会社は社員に働いてもらって、利益に貢献してほしいのです。

一方、学生に求められる能力はインプットの能力です。
大学で勉強することは、社会でそのまま役に立つわけでもないのですが、
若い4年の間に身につけられることは身につけておくわけですね。
大学というのは、わるく言えば4年間”むだ飯”を食うわけですが、
勉強をしておけば、智恵もつく。

このむだ飯が意外にバカにならないのですが、
それを就活にまわすというのは、どうなのかな。
大手は就活なしに入ることは難しいそうですが、
そこまで精査してもわからないのが人間というもの。

倍率を上げれば優秀になるというものでもなし、
間違いのない人が入ってくることは、間違いないでしょうが、
会社にとって、それが良いことなのかどうなのか。

就活もしたことないおぢさんの勝手な心配でありました。

写真は田町・駒八の鯨ベーコンです。

就活とムダ飯” への3件のコメント

  1. つながり
    同年代の横だけでつるんでいるから情報もなにもないんだと思います。縦の繋がり、異年齢コミュニケートというか、そいうのが大事なんだと思いますよ。オヤヂにも慣れとけ。

    バイトでもなんでもいいから、今のうちにいろいろ経験しておくのがいいんじゃないでしょうか?社会人でさえ非正規雇用が多い世の中ですから・・・。

  2. 潔く譲ろう!
    若者の就職難は高齢者の延長雇用にあり。ここから手を付けないと解決しません。

  3. はげどう(激しく同意)
    naotさん、おはようございます!

    >同年代の横だけでつるんでいるから情報もなにもないんだと思います。
    >縦の繋がり、異年齢コミュニケートというか、そいうのが大事なんだと思いますよ。
    >オヤヂにも慣れとけ。

    ことごとく御意の、太田同感の、はげどう鈴の助にございます。
    つきあいも楽だけしちゃいけませんよね。
    商売のできる人は、人のいやがる人の相手も上手なものですから。

    >潔く譲ろう!

    うむむむ。
    これは高齢者の世界に片足を突っ込みつつある私の立場からは、なかなか”はいそうですか”とは言えませんなあ。
    (まあ、フリーランスは直接関係ないんだけど、同い年の友だちもいることだし)。
    でも、けっきょく寿命から言って、若い方が圧倒的に残されてる労働時間が多いのですから、どちらを削ってどうという話でもないように思えます。

    どちらにしても景気を良くせんことにはね~。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>