昨日と一昨日、箱根にある、港区の保養施設「みなと荘」に、母と弟を連れて行きました。
(あ、違った。私と弟が、”母に連れられて行った”です)。
港区は裕福なんですな(住民は必ずしもそうではありませんが)。
温泉といい、食事といい、設備といい、言うことなしの素晴らしい宿泊施設です。
1泊朝食夕食付き、赤坂の区民センターから箱根大平台にある、
みなと荘までの循環バスを入れて、1万円ちょっとというコストパフォーマンスの良さから、
いつも予約でいっぱい。
この日も、キャンセル待ちで母が押えていた日が取れたので、
急遽、息子たちが呼び出されたというわけです。
このブログの読者には港区在住や、職場が港区にあるという方が多いと思います。
せっかく税金を払っているのですから、ぜひ利用してみては如何でしょう。
(使用するのには、登録が必要ですが利用案内はこちらから)。
小学校時代を港区で過ごした人は、みな箱根ニコニコ学園を覚えていると思います。
まだあの施設はあるようで、私たちが子供の時分よりだいぶ立派になったそうであります。
しかし、箱根に避暑に来ていたのはすでに過去の話で、箱根も暑い!
夜は涼しかったはずなのに、今や箱根の外気も蒸してきて
エアコンなしで寝るのは辛い感じになっています。
さて、箱根は雨後のタケノコのように美術館、博物館のオンパレード。
館内は涼しいからという、母のツルの一声でミュージアム三昧をいたしました。
地方のミュージアムは当たり外れがあるのですが、
イチオシは星の王子さまミュージアムでした。
まったく期待してないで行ったのですが、これは意外に素晴らしかった。
写真の通り、外装を見るとテーマパーク風の外装をしているのですが、
中を見ると、パイロットだったテグジュペリの生涯にスポットを当てていて
かなりハードな内容でした。
前にも書きましたが、フランス出身のアーチストは故国に何かあると、
真っ先に参戦する人が多いですが、
「星の王子さま」も、そうした体験が作品のスパイスになっています。
残酷さや皮肉、諧謔、悲しみが、あの美しいストーリーと単純な線によって
ベールのように覆われているということでしょうか。
子供の頃、読んで「何て退屈なんだろう」と思った本ですが、40歳で読み直して感動した一冊です。
特にわがままなバラがいいですね。
サン・テグジュペリの奥さんをモデルにしてるそうで、
バラのわがままに愛想がついた王子が、星を逃げ出してさまざまな星を旅するわけですが、
地球にたくさんのバラがあるのを見て、
ほんとに大切なバラはひとつしかないとわかるエピソードです。
なにやら、ちょっとフェリーニの「道」を思わせるお話ですね。
「道」の方が後ですが、何か関係あるのでしょうかね。
ミュージアムショップで、うちのバラへのおみやげに、
王子さまのタオルハンカチを購入いたしました。
高いものではありませんが、バラは喜んでくれました。
あるんですね~。
素晴らしい!「みなと荘」は立派な施設ですね。私も勤めが港区なので利用できる!バスも出ているとは・・・。
「星の王子さまミュージアム」も素敵なところですね。
私も
港区在勤ですので、ぜひ利用してみたいと思います。
星の王子さまミュージアム
naotさん、おはようございます!
ここの施設は使う価値あり!です。
ただし8月はすべて埋ってます。
登録してぜひご利用ください。
「星の王子さまミュージアム」、ほんとに真面目に作ってますよ。
私は今また読み直していますが、色々納得しています。
クオリティよし
あ@花さん、おはようございます!
そうですね~、あ@花さんも港区在勤ですね。
食事もこの値段では驚くべきクオリティです。
ぜひ登録してご利用くださいませ。