闘え! くじら人


「タコは日本人と地中海沿岸以外ではほとんど食されない」
昔はそんなことをよく言われていたものだが、これ、実はまったく事実でない。
お隣の韓国は日本人以上にタコ好きだし、中国でもホンコンや上海あたりでは人気の食材だ。
地中海沿岸はもちろんだが、イタリアやスペイン、ギリシャを筆頭に、
フランスやポルトガル、トルコ、チュニジア、エジプトでもタコはよく食べる。
メキシコからアルゼンチン、チリなど、中南米の沿岸地はどこでもタコ漁をしているし、
ハワイやタヒチといったポリネシア諸島、
ミクロネシア諸島、メラネシア諸島のみなさんもタコが大好き。
ほかにもスリランカやインドの一部でもタコを食べるし…。
ものの本によれば「イカやタコのことをデビル・フィッシュ《悪魔の魚》って呼ぶ」
なんて書いてあるが、実はそれは一部プロテスタントの白人が言い出したこと。
ユダヤ教ではウロコのあるサカナ(海産物全般)は食べていけないんだが、
おそらくは、そこからはじまったことだろう。
今じゃ、その白人たちもスシのネタにタコを食べてると思うが、
こういう食の禁忌というのは、差別のモトになるケースが少なくない。

その顕著な例がクジラだろう。
興味がある人はぜひ読んでいただきたいが、
山際大志郎という衆議院議員が書いた闘え! くじら人という本。
なかなかていねいに編集されていて、これを読むと捕鯨問題のからくりがよーくわかる。
興味のある方がご一読を!

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