村上隆~なまけ蛙くん


一昨日、NHKのクローズアップ現代で村上隆氏の特集をしていた。
この人の作品の評価や、オークションでついた価格については別にして、
やはり、世間というのは未だに”アーチストは貧乏をして、死んでから名声を得るもの”
というストーリーが、逆に好きなんだな~と感じてしまった。
(作り手サイドは、そんな世間が持つアーチストのイメージにうんざりしてるだが)。
レポーターの国谷氏は、村上氏の尊敬するという、
宮崎駿監督が言った毛沢東の言葉を使って彼にチクリと攻め込んでいた。
(宮崎監督の言葉ではない。毛沢東の言葉)。
「芸術家は若くなければならない。また貧乏でなければならず、無名でなければならない」
という言葉で、どれも村上氏には当てはまらないじゃないか・・・ということだ。
しかし、この言葉がどういった意味で語られたのかは知らないが、
毛沢東といえば文化大革命の張本人で、中国国内のアーチストも少なからず抹殺している人物である。
国谷氏が選んだ言葉なのか、プロデューサーが掘り起こした言葉なのかわからないが、
毛沢東の言葉をアートの本道であるかのように、質問として投げ掛けるのは如何なものか。
村上氏が一人勝ちしすぎということはあるけど、アーチストが貧乏でなきゃいけない理由はどこにもない。
強いて言えばハングリーさがなくなるということだが、これはアートに限った話ではない。
村上氏が一人勝ちしすぎているのも、どうかと思うが
彼が語るように、もともと芸術にはコストがかかるものなのだ。

写真は先日途中経過をアップした小暮満寿雄制作、なまけ蛙くん30体。
ジーイー企画センターさまの創立40周年記念に制作いたしました。
来年の個展では、こんな作品も発表したいと思うのですが、みなさま如何思いますでしょう?

村上隆~なまけ蛙くん” への2件のコメント

  1. いいですなあ
    このカエルいいですねえ。
    30体もよく作ったねえ。

    私も欲しくなっちゃいます。
    これは粘度で作って型とったのかなあ?
    私もいつか立体作りたいので参考まで教えて下さい。

    和みますこのカエル。

  2. シリコンです
    型は単純なようで凹凸が多いのでシリコンでとりました。
    シリコンの雌型に蝋蜜や靴墨(透明なもの)を塗り、
    粘土を押し込んで2つつなげます。
    見ての通り、初めはザラザラなのでサンドペーパーで磨き、
    ジェッソで下塗りをする。
    けっこうな手間がかかりますぞい。

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