古典四重奏団、ベートーベン・ツィクルスVOL.2


昨日は勝どきにあるトリトンホールで古典四重奏団のコンサートに行く。
ベートーベン・ツィクルスと銘打たれた、このコンサート・・
文字通りベートーベンの弦楽四重奏の全曲演奏で、おそらくは2年がかりで行うイベントだ。
今年は1~9番まで。
残念ながら初回の1~3番は聴き逃してしまったが、昨日は4~6番を聴く。
初期のベートーベンらしく、モーツアルトのハイドンセットを想わせる曲想。
毎回、完成度の高い演奏は健在だが、今回はアンサンブルにさらに厚みが出た感じ。
第一バイオリン、川原千真氏のため息が出るような音色は
いつもながら際立っているのだが、
第二バイオリンの花崎淳生氏とヴィオラの三輪真樹氏の音色が素晴らしい。
韓国で言う恨(ハン)ともいうのだろうか、
切々と感情を歌い上げる川原氏の音にたいして、
音が遠くへ遠くへ行くような花崎氏のバイオリンは対照的で、
何やら深みと遠近感を出していた。
以前、川原氏から
「ベートーベンは演奏家にとってこわい存在ではあるのだけれど、
 真面目に取り組んでいくと、これほどやさしい人はいない」と言っていた、
その意味がよくわかるような演奏会でありました。
次回、11月3日のラズモフスキー全曲が楽しみです♪

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