泊真美子ピアノコンサート


昨日は友人から「この人は凄い」と教えられたピアニスト、泊真美子のコンサートに行く。
と言っても、レクチャーをまじえたコンサートで、
ほかに4人のピアニストがショパンとシューマンを弾くという変わった趣向。
私は泊真美子だけ聴きたかったのだが、
5人の音がすべて違うのはそれなりに面白かった。

それにしてもショパンという作曲家は、
やはりピアニストにとって特別な存在のようだ。
みなシューマンはそれなりに楽しんで弾いてるのに、
ショパンを弾く時は、何か「畏れ」ているような感じが伺えた。
泊さんに言わせると、ショパンは弾き込むほどに
髪が抜けていくような消耗を覚えるとのこと。
たしかにショパンはこの上なく上品で典雅でありながら、
音楽が私たちの細胞ひとつひとつに食い込んで熱を持たせる
一種の毒気のようなものがある。
泊さんが弾いたショパンはバラード4番の1曲だったが、
涙が出てくるような演奏でした。
なんか、1日経った今でも音楽が耳から離れない。
来週18日にはソロコンサートがあるようで、
今度はベートーベンの30番ソナタなどを弾くそうだ。
時間を作って行ってみようっと!

写真はミーハーにもサインしてもらったCDです♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>