尖閣諸島の話題とは関係ありませんが、こんなサイトを見つけました。
この方は広島県議会の方のようですが、どうもアスペルガーを誤解しているみたいですね。
(私ももちろんアスペルガーについては素人ですが、
この意見のピントがズレてることくらいはわかる)。
私は障害者(未成年も)の犯罪は容認できませんが、
アスペルガー症候群にも個人差があるし、通常の人と同じような訓練で、
この人の言う「困ったちゃん」から抜け出せるわけではありません。
問題はこの方の意見がどうこうよりも、
こうした誤解をしてる人の多くが、”善意の人”だということですね。
以前も熱心なクリスチャンの方のサイトで、
若者の引きこもりと自殺について熱心に語っているものを見つけたのですが、
「いかに多くの人が自閉症になっていくことか」と書いてあり、
思わずのけぞってしまったことがありました。
(あのね、自閉症は生まれつきの障害なの。
引きこもりとは違うんだからね)。
誤解の上にある善意というのは、
かえって問題をややこしくすることが多いものだと思った次第です。
ギリシャ悲劇の「オイディプス王」では、
オイディプスが”父を殺し、母とまじわった”ことを否定する
善意の証人が大勢あらわれます。
その善意の証言が重なれば重なるほど、
知らずに”そのこと”をおかしていたことが炙り出されるわけです。
今回書いた記事とオイディプスは、やや主旨がことなりますが、
いや、時として善意はおそろしい。
写真は箱根みなと荘から見た山の景色。
先にスケッチをアップした場所と同じ位置から撮りました。
発達障害を貶めて、何が「差別と貧困をなくし、平等で社会の絆のある日本をつくろう!」だ
とんでもない内容のブログ記事に出くわしました。
蝶々の随想記
「差別と貧困をなくし、平等で社会の絆のある日本をつくろう!」
http://orange.ap.teacup.com/yukikokajikawa/685.html
こ…