誕生日に思う「年を重ねても、人間少しもできてこないこと」〜されど年を重ねて、ようやくできること。

すっかりブログ更新が空いてしまいました。

冬至の12月22日は誕生日でした。
特に誕生日は公開してないのですが、SNSでメッセージを送ってくれた方も多くいらっしゃいました。

お祝いされるとやはりわるい気はしませんね。
誕生日が嬉しい年齢ではありませんが、メッセージありがとうございました!

誕生日の前日は柔道仲間と稽古納めと忘年会でしたが、長年の旧友と話したことは「年を重ねても人間変わらない」ということでした。

いや、開き直っているんじゃないですよ。

良い方に変わろう、少しでも進歩しよう。
自分ではそうは思っているし、人間いくつになっても進歩はするものです。

しかしながら、そうは思っていても決定的に変わらないものがあって、それは人間の業のようなものでしょうか。

「いや、昔は年を取ったら、人間ができてくると思ってたが、そんなことはまったくないな」

「そうそう、逆に怒りっぽくなるし、辛抱がきかなくなる」

「Nさんも亡くなる前、妙に怒りっぽくなっていたからな」

「よくキレてたよね。体調もわるかったんだろうな」

そうなんです。
年齢を重ねて辛抱が足らなくなる、ひとつの理由には体調の問題もあるでしょうね。

自分を律したりするには体力がいりますからね。

その一方で、年齢を重ねても壊れない、壊れにくいものがあります。
それは長年積み重ねてきたもので、私の場合でいえば「絵を描く」ことでしょうか。

才能というのは、たとえて言えば容姿のようなものだと思います。

見た目の若さは年齢とともに失われていきますが、修練で得たものは、本当の意味で身についたものなので、ひじょうに壊れにくい。

…と言えるほど、今まで修練を積んだかはわかりませんが、私の場合で言えば、最近ようやく引き算ができるようになり、少しは進歩してきたかな。なんて思ってます。

そんなわけで最近は年齢を重ねるのが、そんなにイヤでなくなってきましたが、あいかわらずモノ忘れはする、自分に立てた目標を「明日からやる」といって明後日に伸ばすなど、少しも人間が進歩しない自分でした(苦笑)。

そんな誕生日は妻と合羽橋を散策。
写真はその帰りに寄った、ビアンコ・ワインという若い店主二人がいとなむお店。

いや、やっぱり若いって良いなと思わせる良いお店でした♪

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