母、山ね家さんの天丼御膳に舌鼓♪〜そろそろ医療のための他産業圧迫はおやめください。

昨日のお昼は母と弟とで、いつもの山ね家さんでランチを頂きました。

いつもの山ね家さんと言っても、実家の母と弟と三人で行くのは初めてのこと。
これにはちょっと理由があります。

その前の一昨日、うちで作った浅漬けを実家に届けに行ったところ、母が体調がわるいと言うのです。

「こんなこと初めてよ。どこがどう悪いのかわかんないんだけど、とにかく調子が悪いのよ」

そう言って、血圧計を持って来させて測ってみると、低くはないけど、私の数値とそんなに変わりありません(ふろむ血圧高めの息子)。

親子なので、本当に悪い時とそうでない時は、だいたいわかりますが、まさか「大したことないよ」とも言えないので、ベッドで寝てもらいながら、肩をお揉みすることにしました。

「3時半からお稽古があって、お弟子さんが来るのよ。そしたらアンタが来ちゃったでしょう」

「今日行くって言ったじゃない」

「そうかしら、明日だって聞いたわよ」(そんなはずはありません。弟に送ったLINEに日時が明記されています)。

「本当に具合わるかったら、お稽古中止にしたらどう?」

「そうもいかないのよ。今日、来ることになっているし」

まあ、歳から言えば、どこか悪いところがあっても不思議はありません。ただ、本当に具合がわるければ、言葉など出ないはず。

揉みながら母の話を聞いてみると、様々なグチや世間話が出るわ出るわ…。

聞けば、お弟子さんに渡す書道の見本を書いたり、出品作の制作をしたりと、色々忙しかったそうです。揉みながら母の肩こりに驚きながらも、これは病気じゃないなと思ったところ…。

「ああ、揉んでもらって、喋ってたら、だいぶ楽になってきた。こないだもお弟子さんに食事誘われたんだけど、そんなこんなで忙しいから断ったのよ。
どこにも行ってなかったから、 行けばよかったわ」

なるほど。
家にこもって書ばかり書いていたから、気が塞いだのでしょうね。

「じゃあ、明日でも来週でも調子が良かったら、外に飯でも食べに行こうか」

「いいわね。もう大丈夫よ、明日連絡ちょうだい」

ということで、実家の三人で山ね家さんに行くことになりました。
まあ、これって明らかに気のモンですね。

翌日、電話で具合を聞いたら、行く気満々でした。

▼こうして注文したのが、こちら。天丼は母の大好物です♪

今年の1月で米寿になりましたが、山ね家さんのボリウム満点の天丼をぺろり完食です。

「ああ、おなかいっぱい。この天丼、量があって若い人向きね、まったく昨日の不調はなんだったのかしら?」

全部食べておいて、若い人向きもナニもないでしょう(苦笑)。そりゃ、どう見ても気分のモンですわ。ホントに悪かったら、1日でそこまで回復するはずないですもの。

それにしても、母は年齢のこともあって、テレビのヤブ医者の言うことを、そこそこ真面目に聞いていて、店内も食事の時はマスク着用。お稽古もマスク着用だそうです。

昨日の不調の原因は、明らかにコロナ疲れもありますね。

店内で母に「マスクをしなさい」と言われるのは、さすがに辟易しましたが、何を言っても母には勝てないので、いちおうアリバイマスクを着用。

「そういうことを言ってるから、昨日みたいに調子が悪くなるんだよ」

と、喉まで出かかりましたが、聞いてくれるわけないので、喉から胃の腑におさめてしまいました。

山ね家さんの天丼、お気に召したようで、元気に食べてくれたのは良いけど、メディアとそれに出ている凡医の罪は深いですね。

「をい! 母の不調はおまえらのせいだぞ!」

そう思いながら店をあとにしましたが、ともあれ母が回復してくれたのは本当に良かった。

こうやって体調を崩す人も多いと思いますし、極端になれば自殺者だって大勢出ているはず。コロナで死ぬより、ストレスや経済で死ぬ人間の方が遥かに多いはずなのにねえ…。

ともあれ山ね家さん、母に美味しい天丼をありがとうございました。
美味しいものを食べることで、人は幸せになるのですね。

早く、このバカな騒ぎが終わると良いですね。そう心から実感した次第です。

 

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