昨日、日本橋coredで映画『君たちはどう生きるか』観てきました。
難解で巷の評価は賛否両論で分かれていると噂でした、実際に観てみると普通に面白いエンターテインメント作品だと思いました。
ただ、前半の40分くらいが不吉な感じで重苦しい感じだったので、ここで映画の流れに乗れないと、つまらなく感じる人がいるかなと思いました。
前半はベックリンの『死の島』のオマージュとも思える絵が出てきたりと、82歳になる宮崎駿監督に「お迎えが来たのかな」と思わせるイメージが満載 。
後半になると『千と千尋の神隠し』に通じる異次元の世界に突入します。
絵もきれいだし、キャラクターもそれなりに魅力があって素敵です。
ジブリ独特の説教くささも少ないので、そこも良いですね。
宮崎監督、健在ですね。
『君たちはどう生きるか』の原作やマンガとは、まったく関係ないストーリーなので、そこで混乱する人もいたかもですね。
声優を使わないキャスティングには、多少疑問も感じましたが、これはまあ好みかな。
大叔父の声、どこかで聞いた声だと思ったら火野正平さん!
BS『こころ旅』での手紙を読む声ではありませんか。
こちらは年輪を重ねた良い声でした。
映画『君たちはどう生きるか』、特に人にはすすめませんが、賛否両論を確かめたい人は実際に観た方が良いかなと思います。いくら人の評価を聞いても、自分で観ない限りわからないですからね。
週末はトム・クルーズの『ミッション・インポシブル』でも観にいこうかな。