中国の台湾侵攻、6年以内にあるかないか?(其の一)〜中華人民共和国の歴史は72年、中国の本質とは中元の地を取った者。

昨日は柔道仲間の「自主稽古報告会」でしたが、いい加減何回もやってると、その話題は飽きてきたのか、する人もおらず。

代わりに出た話題が「中国の台湾侵攻、6年以内にあるかないか?」でした。

米国大統領がトランプさんでしたら、こんな話題は出ないでしょうが、不正を指摘される選挙の結果といい、香港の一件といい、そして何よりコロナ太りしている発信国の件などなど。東アジアはもちろん、かつてないほど世界が中国の脅威にさらされているのが現在と言えましょう。

まあ、昨日の話は酒場のオヤジの話題にすぎませんが、それは置いておいて、洒落にならない脅威がすぐそこまで来ていると私も思っています。

大国とはいくらでも領土を広げたい体質があります。
食わせる人間が増える分、 領土が必要になるからでしょうね。
小国が領土を守ることに腐心するのと対照的です。

現在の中国の領土の大きさは、おそらくは元と清についで広大な土地を占めていると思います。中にはチベットのように、歴史上一度も他国の一部になったことのない地も領土になっているのが象徴的ですね。

しかしながら「中国四千年の歴史」なんて言いますが、とんでもない!
中華人民共和国の歴史はたかだか72年に過ぎず、アメリカ合衆国の245年にも遠く及ばない若輩国です。
中国四千年という言葉は、インスタントラーメンの宣伝文句として、サヨクのコピーライターが作った言葉ですので、誤解なきよう。

中国…支那と言いたいところですが、ここではわかりやすく中国と呼びましょう。

中国の本質とは、いわゆる中元の地。
中華文化の発祥地である黄河中下流域にある平原(wikiより)を獲った者が、そこの皇帝、支配者たる存在になります。それが中国です。

そのためモンゴル人によって支配された元、女真族によって支配された清、契丹人によって支配されたという唐など、漢民族以外の民族による王朝が、幾つも中国四千年の歴史(笑)に存在します。

そもそも漢民族というものが、本当にあるのかどうか疑問ですが。

中国の歴史は前の王朝を倒し破壊しつくした後、別の王朝が生まれるという歴史を繰り返してきました。俗に易姓革命と呼ばれ、天命による王朝の返還と言いますが、それは天下を取った者の方便ですね。

不思議なことに、元や清朝のような異民族であろうと、中元の地を支配した者は、前の支配者と同じ存在になってしまいます。
いや〜、日本も中元の地を取らなくて幸運でしたね(不謹慎と怒られそう)。

怪物を殺した者が怪物になる。

それは水木しげる先生が描いた牛鬼みたいに、牛鬼を殺した者が牛鬼になるようなものであります。

現在の中華人民共和国も同様で、皇帝という存在はなくなったものの、その本質は変わりません。

中国の強さは、その実態のなさにあると私は思っています。支配者や為政者が変わっても、その中身は変わらないからですね。

タイトルに上げた「中国の台湾侵攻、6年以内にあるかないか?」に、ちっともたどり着いてませんが、長くなりましたので、続きはまた明日以降に。

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