久々の読書感想文です。
『最後はなぜかうまくいくイタリア人』読みました。
面白かった!
イタリア人と日本人の比較文化論みたいに思っていたのですが、30年以上にわたってイタリアワインのバイヤーを続けてきた方だけあって、軽妙な文体の中にも深い含蓄があって、色々と気づかされるものが多かったです。
本著の特徴といえば、長所と短所を並行して書いていることでしょう。
イタリアのデザインは良いけど使いづらい、すぐ壊れる。
アポの時間は努力目標だけど、最終目標にはものすごい集中力で完成させる。
など、読むと腑に落ちることばかり。
世の中、何事も理由があるということですね。