朝ドラ「ばけばけ」〜小泉八雲と『怪談』に対するリスペクトのなさ。

朝ドラ「ばけばけ」、最初は期待していたのですが、肝心の「怪談」に少しもフォーカスせず、家族のドタバタ劇になっていたのに不快感を覚えていました。

そして本日のオンエア。
あまりの史実捻じ曲げに、空いた口がふさがりませんでした。

海外で絶賛されベストセラーになった小泉八雲の『怪談』を、このドラマでは「海外では低評価で子供だましと評価された」と勝手に置き換えていたのです。
いくらフィクションとはいえ、明らかにセツとラフカディオ・ハーンをベースにしているのですから、この書き換えはあまりに敬意がなさすぎでしょう。

また、ハーン本人は売れ行きより内容の理解(幽霊の怖さでなく、日本人の優しさ、悲しさ)にこだわっていたそうで、その作家の姿を無視した脚本は、同じ物書きなのにいかがなものかと感じます。

自分の書きたい話に持っていくため、事実と違うことを書く。
小泉八雲と『怪談』に対するリスペクトのなさ。

トミーさん、高石さん、吉沢亮さん、シャーロットさん。
一部の役者はいいんですが、実にもったいない。
(個人的にトキの家族はいらないと思ってますが)。

まあ、そんなこと言うなら見なきゃ良いんですが、いちおうNHKの視聴料は払っているので言わせてください。けっこう安くないんだよね〜!

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