昨日は大宮の清水園にて「荒木幹光のお別れの会」がとりおこなわれました〜まさに「人を残して死ぬ者は上なり」という生涯でした。

いかんいかん、雑事と暑さにかまけてしまいほぼ1ヶ月ぶりのブログ更新です。

昨日は大宮の清水園にて「荒木幹光のお別れの会」がとりおこなわれました。

ここ数年、体調をくずしていた荒木理事長ですが、さる4月25日永眠されました。
享年78歳。今の時代では早すぎる逝去でした。

3月、東京日語学院の卒業式にもお見えになっていなかったので、心配はしていたのですが、すぐあとの訃報に驚いた次第です。

お別れの会には150人ほどの人が出席。
それでも絞ったそうで、荒木理事長の交際の大きさを感じました。

祭壇には以前、理事長から依頼された肖像画が…。

この絵を理事長にお見せしたのは、7年前。
東京日語学院卒業式の懇親会の時でした。

最初は「照れくさい」とおっしゃっていた理事長ですが、絵を一目見るなりお気に召したようで、懇親会のお客さまに見せて歩いてくれました。
顧客の喜びは、まさに絵描き冥利に尽きます。

たまたまでしたが、ネクタイの柄とスーツの色、バッジの位置も示し合わせたように一緒だったのも、お祝いの席に合わせたようでした。

『お別れの会』では、10数人もの人が弔辞を読まれていました。

普段の会なら退屈する挨拶なのに、荒木理事長の知らない側面を聞くことができて感慨深かったです。

ともあれ東京日語学院は安泰。
日本在住の大勢の卒業生たちが出席されていていました。

東京日語学院は先生も生徒もスタッフも良い方ばかり。かけつけてくれた関係者の人たちも実にすばらしい。

▲校歌の作曲者あいあいさんもピアノで披露してくれました。

後藤新平の言葉に「金を残して死ぬ者は下なり、事業を残して死ぬ者は中なり、人を残して死ぬ者は上なり」とありますが、まさに荒木先生は「人を残して死ぬ者は上なり」という生涯だったと思います。

ここに謹んで、荒木先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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