昨日は神宮球場に広島vs ヤクルト戦を見に行きました。
9月に入って大失速をしている、われらがカープはこの日も負け試合。
この日のチケットも8月に1位だった時、優勝を当て込んで入手したのですが… まあ矢野選手の好守備と、 ブルペンの投手たちを見られたから良しとしましょう(笑)。
大相撲も生で見ると緊張しませんが、野球もそれは一緒。
ビール片手の応援は、勝っても負けても楽しいものです。
ところでこの明治神宮野球場…通称、神宮球場はこの一帯の再開発とともに移転して新しくなりますが、実は外野席が大幅に小さくなるそうです。
えええ?
今だって大きな球場ではないのになぜ?
神宮外苑の再開発は都知事選などでも争点になりましたが、一番の理由は大量の樹木伐採です。この件に関しては坂本龍一氏や蓮舫氏などが声を上げていたことでも記憶に新しいところです。
ただ、多くの人が間違えて認識しているのが、あのイチョウ並木がなくなってしまうということかもしれません。
いやいや、イチョウ並木がなくなってしまうと思い込んでいるみなさん、ご安心あれ。イチョウ並木はあのままだそうです。
また再開発エリアでは、伐採される以上の樹木が植樹されるので、結果的には現在より5%ほど樹が増えることになるそうです。
再開発の事業主は明治神宮を筆頭とする4社です。
明治神宮は創建当時、百年後の森を考えて植樹された歴史がありますから、今回の再開発に関しても、そうした視点はお持ちのはず。
事業主の筆頭が明治神宮ということを考えれば、神宮の森が消えてしまうということは考えられません。
ただ、再開発というのはやってみないとわからないことも多く、3棟建つという高層ビルが、この地区にどういう影響があるかわかりません。
わかっているのは、新しい明治神宮の外野席が狭くなるってこと。植樹エリアを増やす代わりに、外野席を狭くするそうです。
これぞ、まさに木を見て森を見ず!
まったく何でも反対する人って、逆に無責任だと思いますね。
豊洲移転の時も残留土壌汚染について、あれだけ声を上げていたのに、 今は誰も何も言わないもの。