先週のことになりますが、天王洲アイルのWHAT MUSEIUMで開催中の『感覚する構造〜法隆寺から宇宙まで』という、建築模型の展覧会を見に行きました。
こちら、法隆寺五重の塔から東大寺大仏殿など、昔の日本の木造建築から、近代の建築模型を一堂に会するという展覧会でした。
コンピュータのない時代に造られた日本の古代建築模型には、もちろん驚かされましたが、意外に面白かったのが近代の建築模型です。
プログラムを読むと、建築家ではなK「構造家」と書かれており、模型も「構造模型」と書かれていますが、重力に対してどう建造物が耐えられるかということなんでしょうね。
建築はアートとしての一面を持つ一方、建造物としての耐久性が求められます。
日本のような地震大国であれば、それはなおさらで五重の塔の模型はスカイツリーの建造の参考にもなったというのですから驚きです。▲こちらは福島のさざえ堂。
私の知識では詳らかに説明できませんが、多くの人に見て欲しい展覧会です。
先週の土曜、展覧会を見終わったあと凄まじい雷雨に見舞われましたが、かえって面白かったです。