先週の金曜日7月5日は、銀座ヤマガタ・サンダンデロで『アチャールくんカレー・ハーブ&スパイス フルコースの会』が開催されました。
今年の元旦に起きた能登地震の炊き出しで、奥田シェフにインスピレーションが降りてきて生まれたカレーに「アチャールくんカレー」という、私の作品キャラクターの名前をいただいたものです。
通販チャンネルでは、発売と同時に売り切れになる人気のカレーですが、この会は『ハーブ&スパイス フルコースの会』。
シェフまかせのメニューでしたから、当日まで私もどんな料理が出るのかわからなかったのですが、そこはさすが奥田政行シェフでした。
▼ズワイガニとカリフラワーホイップ(ターメリックの香り)これぞ絶品!
この白いカリフラワーソースの下に、たっぷりのズワイガニが眠っています♬
▼サーモンの春巻き・白いトマトのヴァンブランソース(コリアンダーの香り)
白いトマトというのは初めて聴きましたが、山形県の井上農場で開発されたものだそうです。こちらもサーモンにぴったりの絶品ソース!
▼お魚の旨味スープ(フェンネルの香り)
ブイヤベース仕立てのスープで、かにみその味がブワッと入ってきます。イタリアで人気のフィノッキ(フェンネル)の葉を使っているのでしょうか。フェンネルは魚介との相性抜群だけに、 最高にそれを生かしきった一皿でした。
▼クジラすのこハンバーグにトマトのソース(ナツメグの香り)
クジラは最近とみに、シェフがよく使う食材です。
”すのこ” とはクジラの顎から胸の部分で、全身の3%という希少部位。
言われないとクジラとわからないあっさりした食感ですが、部位によっては軟骨に似た食感があり、それが野趣あふれる味わいを出しています。
▼漢方カレーとショートパスタ・リゾーニ
マテ貝に漢方カレーを合わせた逸品。リゾーニは聞いての通り、お米に似たパスタ(デュラム小麦)を使っています。
シェフのスパイスの使い方はさすがで、最初のお皿ではピンポイントで1〜2種類のスパイスしか使っていません。これは本場インドのスパイスの使い方に通じるレシピですが、この漢方カレーは10数種類のスパイスを使っているようです。
蒸し暑い開催日でしたが、ここまでじんわり心地よい汗が出てきながtら、この漢方カレーあたりから不思議と体温が下がってくるのを感じました。
▼バナナ豆カレーとバスマティライス
これぞ真打ち!アチャール くんカレーとはこちらのことですね。
レトルトの本品はこんなにひよこ豆は入らないと思いますが、まさに神様がくれた奇跡のカレーですね。
奥田シェフ、私のために素晴らしいお皿の数々、ありがとうございました!
(私だけじゃなく、お越しになったお客さま全員のためだと思いますが♬)
▼レモンが入ったショコラテリーヌとバニラジェラート
こちらもスパイスを効かせた絶品ドルチェでした。
事前のトークの準備をおこたっていたためか、シェフにはさんざんいじられましたが、なんとか無事に会は美味しく楽しく終了。