稀勢の里初優勝!
じっくり見ることのできなかった初場所ですが、それでも土日は来客を迎えて一日中大相撲のためにそなえるように休みを迎えました(自営業なんで土日は関係ないようですが、世の中の動きに合わせて仕事をすると、そんな感じになるのです)。
それにしても、あっさり迎えた稀勢の里の優勝と横綱昇進でした。
十四日目、逸ノ城がつっかけた瞬間、「勝った」とつぶやいてしまいましたが、それは堂に入った横綱相撲でした。
そのあとで、まさか白鵬が負けて優勝が決まるとは思わず、決まるとすれば誰もが千秋楽の直接対決で劇的な優勝を・・と期待したでしょう。
支度部屋で優勝が決まるという、比較的地味な初優勝は、ある意味稀勢の里らしいとも言えるでしょう。
地味にコツコツ積み上げてきた地力による優勝は、世の人々にも勇気を与えたと思います。五十路を過ぎた友人は、空手の三段を目指すとメールをくれましたし、仕事も頑張ると気を入れておりました。
稀勢の里の優勝を見て発奮した人は多いはずです。
変化で破れることはあっても、自分から変化はしない取り組みを続けてきた稀勢の里ですから、一見地味に見える今回の初優勝は、今までの積み重ねの延長に過ぎないとも言えます。
それにしても賜杯の似合う稀勢の里。
今回手にするのが初めてとは思えません。
綱は雲竜型でしょうか。今から綱を締める姿が容易に想像できますが、今まで締めていなかったのが不思議なほど。
水曜の伝達式が楽しみです♪