昨日はW杯ノルウェーvsイングランド戦で早起き。
朝早くテンションが上がるとくたびれますが、松濤美術館で開催中の『没後50年 髙野野十郎 展』に行ってきました。
恥ずかしながら、この人の名を知ったのは、今回の展覧会が初めてでした。
明治23年(1890年)生まれということですから、私の祖母よりも年上。だいぶ昔の人ですね。
見る前は「孤高の画家」と呼ばれた画家といこともあって、「キャンバスとオレとの真剣勝負」みたいなイメージを抱いていたのですが、実際の展覧会を見ると、はるかに開かれた人だった印象を受けました。
印象的だったのは、静物画、風景画、人物画などのジャンル別で、絵の傾向がまったく違っていたことでしょうか。
中でも素晴らしいのが静物画です。
▲展覧会のポスターにもなっている、「桃とすもも」。
桃のうぶ毛を一本一本描いてるような、丹念な描写であるにもかかわらず、桃どうしが仲良く並んでいて、桃とすももが会話をしているようです。
しかも桃もすももも楽しそう!
「花一つを、砂一粒を
人間と同物に見る事、
神と見ること」
野十郎翁は、仏教に深い関心を示していたと言いますが、これら静物画はまさにその結晶ですね。




