穴守稲荷神社は高校時代の学区の関係で、周辺に住んでいた友人は大勢いたのですが、行くのははじめて。
穴守稲荷神社がある羽田は、江戸中期に埋め立てで生まれた場所だそうです。当然、水害や塩害がひどかったので、伊勢神宮・外宮より勧請して開拓地を守ってもらうことになりました。
『穴守稲荷神社』の社名は、堤防に空く穴から守ってもらう意味から来ているようです。
明治以降は歓楽地として栄えたそうですが、戦後、GHQが軍用地としてこの地を撤収。住民に与えた撤収時間は二十四時間というのだからひどい話です。
ところがこの時、門前の赤鳥居だけは撤収できず。ローぷが切れて作業員にケガ人続出、責任者が病死するなど変事がつづき。「穴守様の祟り」という噂が流れ断念したそうです。
昔からお稲荷様は祟るとよく言われ、「穴守様の祟り」もその一環の噂でしょう。
祟りの真偽はさておき、「そういえば伏見稲荷以来、大きな稲荷神社にご挨拶に行ってなかったなあ」ということで、いざお稲荷様に参拝しましたが、思った以上に良い気を発するお社でした。
つまるところ、神社というのは行く時の自分の気持ちが反映するようで、この日は曇天ながら、おいなりさんが歓迎してくれたように思えたのは勝手な思い込みでしょうか(笑)。


